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「35歳までに」と焦っていた私へ。婚活と年齢の壁との付き合い方
「35歳までには結婚したい」
私もずっと、そう思っていました。
誕生日が近づくたびに、婚活アプリのプロフィールに表示される年齢が一つ増える。その数字を見るだけで、昨日までの私より不利になったような気がしていました。
友達の結婚報告を素直に喜べない日もあったし、男性からの返信が遅いだけで「もう若くないからかな」と落ち込んだこともあります。
その時の私、完全に焦ってました。
もちろん、婚活で年齢がまったく関係ないとは言いません。子どもを望むかどうか、相手が希望する年齢、これからの生活設計など、現実的に考える場面はあります。
でも、年齢を意識することと、年齢に追い立てられることは別でした。
この記事では、35歳という数字が怖かった私が、婚活と年齢の壁をどう捉え直したのかをお話しします。焦りを消す方法ではなく、焦りがあっても自分を雑に扱わずに進むための話です。
35歳が近づくほど、婚活のすべてを年齢のせいにしていた
私が婚活を始めたのは28歳でした。
当時は「まだ時間がある」と思っていました。ところが、思うような出会いがないまま1年、2年と過ぎると、頭の中に年齢のカウントダウンが現れました。
30歳を超えてからは、少し嫌なことがあるたびに年齢と結びつけていたと思います。
- マッチ数が減った気がする
- 会いたいと思える人が見つからない
- メッセージが途中で終わる
- 友達だけが先に結婚していく
- 親から今後について聞かれる
こうした出来事があると、「35歳に近づいているから」と考えていました。
でも、振り返ると原因が年齢だけではないことも多かったです。
たとえば、私のプロフィール写真は暗い室内で撮ったもので、表情も少し硬めでした。第三者に見てもらって、明るい場所で撮った清潔感のある写真に変えたところ、月3件ほどだったマッチが月20件ほどまで増えた時期があります。
年齢は変わっていません。変わったのは、相手に伝わる情報でした。
これは「写真さえ変えれば大丈夫」という話ではありません。ただ、うまくいかない理由を全部年齢にすると、見直せる部分まで見えなくなるのだと思います。
焦っている時ほど「早く決めること」が目的になった
35歳までに結婚したいと思うこと自体は、悪くありません。期限があったほうが行動しやすい人もいますし、将来から逆算して考えることも大切です。
問題は、私の中で「納得できる相手と関係を育てる」より、「期限までに結婚相手を決める」が優先されていたことでした。
焦っていた時期の私は、仕事終わりにも予定を詰め込んでいました。平日にメッセージを返し、週末には複数のデートを入れ、疲れていても休まない。
ある日のデート中、相手は普通に話してくれているのに、私はうまく笑えませんでした。相性を考える以前に、体力も気持ちも残っていなかったんです。
でも、無理して笑う必要はなかった。
本当はその週末を休んで、次の週に元気な状態で会ったほうが、お互いにとってよかったはずです。それなのに、「休んだら出会いが一つ減る」「今月中に進めないと」と自分を急かしていました。
焦りが強い時の私は、次のような判断をしやすくなっていました。
- 小さな違和感を「私が気にしすぎ」と飲み込む
- 好きかどうかより、結婚条件を満たすかだけで考える
- 相手の反応が薄いと、すぐ自分の年齢を責める
- 疲れていても新しい人と会い続ける
- 合わない相手にも「次がないかも」と執着する
早く進みたい気持ちが、結果的に判断を鈍らせていたと思います。
年齢の不安と、相手への違和感は分けて考える
婚活中、初デートでいきなり手をつながれそうになったことがあります。
私は戸惑ったのに、その場では笑ってごまかそうとしました。「このくらい普通なのかな」「ここで断ったら、面倒な女性だと思われるかな」と考えたからです。
正直に言うと、甘かった。
本当に見るべきだったのは、私が35歳に近いかどうかではなく、その人が私の反応や距離感を尊重してくれるかどうかでした。
年齢への焦りがあると、「この人を逃したら次がないかもしれない」という気持ちが出てきます。すると、本来なら立ち止まる場面でも、自分の違和感を小さく扱ってしまいます。
私はそれ以降、気になることがあった時に次の二つを分けて考えるようにしました。
- この不安は、年齢への焦りから来ているのか
- この違和感は、実際の相手の言動から来ているのか
たとえば、LINEの返信が半日ないだけなら、私の焦りが不安を大きくしている可能性があります。一方で、断ったことを何度も迫られる、こちらの話を軽く扱われる、お金や条件の話だけで品定めされるように感じるなら、相手の言動をきちんと見る必要があります。
私は以前、相手のLINE返信速度だけで脈ありかどうかを判断し、勝手に落ち込んでいました。でも、返信速度と誠実さは同じではありません。会っている時の態度、約束の扱い方、意見が違った時の反応など、見る材料はほかにもあります。
年齢が気になる時こそ、「焦っている私」と「違和感を受け取っている私」を混同しないことが大切だと感じました。
「普通の人でいい」の中身を3つまで絞ってみた
結婚相談所のカウンセラーに、「相手を探す前に、譲れない条件を3つに絞りましょう」と言われたことがあります。
当時の私は「そんなに高望みしていません。普通の人でいいんです」と答えました。
ところが、実際に書き出してみると、条件は10個以上ありました。
年収、学歴、身長、住んでいる場所、休日、連絡頻度、清潔感、会話のテンポ、家族との距離感、結婚までの期間。しかも、それぞれに細かな希望がついていました。
これ、けっこう刺さりました。
条件を持つことが悪いわけではありません。生活に関わる大切な希望もあります。ただ、すべてを同じ強さで求めると、私は相手を知る前から減点しやすくなっていました。
そこで、条件を次の3種類に分けました。
- 生活上、本当に譲れないこと
- できれば希望したいこと
- 実際に会ってから判断できること
私の場合、「話し合いができる」「安心して一緒にいられる」「将来の方向性が大きくずれていない」を大切にしました。身長や趣味の一致、メッセージ頻度などは、以前より柔軟に見ることにしました。
不思議だったのは、条件を減らしたことで妥協した感覚より、見るべきものがはっきりした感覚のほうが強かったことです。
35歳までに決めなければと焦ると、条件を全部捨てるか、反対に失敗を怖がって条件を増やすかの両極端になりがちです。私は「何でもいい」ではなく、「大切なものを少なく、はっきりさせる」ほうが合っていました。
年齢の壁に振り回されている時のチェックリスト
私が焦っている時は、自分では「ちゃんと頑張っている」と思っていました。だからこそ、定期的に状態を確認するようにしました。
次の項目にいくつも当てはまるなら、行動量を増やす前に少し立て直す時期かもしれません。
- 誕生日や友達の結婚報告のたびに、自分を責めてしまう
- 相手を好きかより、条件を満たすかばかり考えている
- 合わない相手でも、次がない気がして断れない
- 返信が遅いだけで「年齢のせい」と決めつける
- 疲れているのに、空いている日をすべて婚活に使う
- 会う人数を増やしているのに、一人ひとりの印象が残らない
- 婚活を休むと、取り返しがつかなくなる気がする
- 本当は嫌だったことを「これくらい我慢しないと」と片づける
私もアプリ婚活に疲れた時期、一度休んだら負けだと思っていました。でも、疲れた状態で続けるほど返信は雑になり、会うこと自体が苦痛になっていきました。
友達のA子もアプリを3つ掛け持ちして、通知と返信に追われていました。出会いの数は増えているのに、誰と何を話したか分からなくなり、最後はすべての返信が負担になってしまったそうです。
休むことは、婚活から逃げることではありません。私にとっては、判断力を戻すための立て直しでした。
私が焦りをゼロにせず、扱いやすくするためにしたこと
年齢への焦りは、「気にしない」と決めただけでは消えませんでした。そこで私は、気持ちを無理に変えるより、行動のルールを小さく変えました。
1. 婚活する日と、何もしない日を分ける
毎日アプリを確認するのをやめ、返信する時間を決めました。週末もすべてをデートで埋めず、予定を入れない日を残しました。
活動量が少し減っても、会う時に相手の話を聞ける余裕が戻ったほうが、私には意味がありました。
2. 一人で脈あり判定をしない
3回目のデート前に不安が強くなった時、私は相手の言葉を何度も思い返して、「たぶん脈なし」と決めつけていました。
でも、友達に話すと「それだけでは分からなくない?」と言われ、やっと冷静になれました。
不安な時ほど、自分の解釈を事実だと思い込みやすくなります。私は「実際に言われたこと」と「私が想像したこと」を分けて話すようにしました。
3. 年齢ではなく、一定期間の振り返りをする
「35歳まであと何か月」と数える代わりに、1か月ごとに活動を振り返りました。
- 無理のないペースで動けたか
- 会った相手にどんな共通点があったか
- 嫌だったことを我慢していないか
- プロフィールや写真に直せる部分はあるか
- 今の方法が自分に合っているか
年齢そのものは変えられません。でも、活動方法や休み方、相手を見る基準は調整できます。
私はこの振り返りを始めてから、「時間がない」だけだった頭の中に、「次はここを変えてみよう」という具体的な選択肢が戻ってきました。
まとめ|35歳を締め切りではなく、見直すきっかけにする
35歳という年齢が気になるのは、結婚や出産、これからの生活を真剣に考えているからだと思います。だから、焦る自分を恥ずかしいと思わなくて大丈夫です。
ただ、その焦りのせいで違和感を飲み込んだり、自分を雑に扱ったりする必要はありません。
私も「早く決めなきゃ」と思うほど、合わない人に執着し、疲れているのに予定を詰め、うまくいかない理由を年齢だけに求めていました。
今は、35歳を婚活の締め切りではなく、進め方を見直す一つの節目として捉えています。
今日できる一歩は、大きな決断でなくてかまいません。譲れない条件を3つ書く、今週の予定を一つ減らす、信頼できる友達に不安を話す。それだけでも、焦りに押される婚活から、自分で選ぶ婚活へ少し戻れます。
年齢は大切な情報の一つです。でも、私たちの価値を決める締め切りではありません。
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