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年収の条件を手放したら婚活が変わった。私の条件見直し体験談
「結婚相手には、最低でもこのくらいの年収があってほしい」
婚活をしていると、そう考えることってありますよね。私も最初は、相手を検索するときに年収の条件をしっかり設定していました。
生活にはお金がかかるし、結婚後に苦労したくない。だから年収を見るのは当然だと思っていたんです。
でも婚活を続けるうちに、その条件が私を安心させるどころか、出会う前から相手を判断する壁になっていると気づきました。
正直に言うと、甘かった。
年収が高ければ安心できると思っていたけれど、実際に人と会ってみると、数字だけではわからないことばかりでした。
この記事では、私が婚活で年収の条件を手放した体験談と、条件を見直すときに考えたことをまとめます。年収を気にしてしまう自分を責める必要はありません。大切なのは、条件の奥にある本当の希望を見つけることだと私は感じています。
私が年収を婚活条件にしていた理由
私が婚活を始めたのは28歳の頃です。当時は仕事も忙しく、結婚後も今と同じくらいの生活を維持したいと思っていました。
相手に求めていた年収は600万円以上。なぜ600万円なのかと聞かれると、はっきりした根拠はありませんでした。
都内で暮らすならそれくらい必要そう。友達の結婚相手もそれくらいありそう。将来子どもができても安心できそう。そんな曖昧なイメージを重ねて決めた数字でした。
しかも当時の私は、「普通の人でいい」と言いながら、実際には相手に求める条件をたくさん持っていました。
- 年収600万円以上
- 大卒
- 身長170cm以上
- 土日休み
- 転勤なし
- 清潔感がある
- 会話をリードしてくれる
- 連絡がまめ
- 金銭感覚が合う
- 家事に協力的
書き出してみると、10個以上ありました。
その時の私、完全に焦ってました。
失敗したくない気持ちが強すぎて、条件を増やすことで安全な相手を選ぼうとしていたんです。でも実際には、条件が多いほど安心できるわけではありませんでした。
条件に合う男性と会っても安心できなかった
年収条件を設定していた頃、プロフィール上では希望を満たしている男性とも何人か会いました。
その中に、会話のほとんどがお金の話だった男性がいました。勤めている会社、住んでいる場所、資産運用、女性の仕事や年収。質問されるたびに、私は面接を受けているような気持ちになりました。
もちろん、結婚を考えるならお金について確認することは大切です。ただ、条件を確認することと、相手を品定めすることは違うと思います。
その男性はプロフィール上では私の希望に近かったのに、一緒にいる私はまったく安心できませんでした。反対に、希望年収には少し届いていなくても、仕事に誠実で、相手の話をきちんと聞ける男性もいました。
ここで初めて、私が欲しかったのは「年収600万円の男性」ではなく、「将来のお金について落ち着いて話し合える関係」なのかもしれないと思ったんです。
年収は画面上で比較しやすい数字です。でも、働き方への考え方、支出のバランス、貯蓄の習慣、困ったときに話し合えるかどうかまでは表示されません。
これ、けっこう刺さりました。
私は安心を求めて年収を見ていたのに、安心をつくるために本当に必要な部分をほとんど見ていなかったんです。
カウンセラーの一言で条件を見直した
結婚相談所も経験した頃、カウンセラーから「相手を探す前に、譲れない条件を3つに絞りましょう」と言われました。
最初は、3つなんて無理だと思いました。結婚は生活なのだから、確認したいことが多いのは当然だと感じたからです。
そこで、条件をいきなり消すのではなく、「なぜ必要なのか」を一つずつ書き出しました。
たとえば、年収600万円以上を求める理由は、生活に困りたくないから。土日休みを求める理由は、一緒に過ごす時間がほしいから。連絡がまめな人を求める理由は、放置される不安を感じたくないからでした。
理由まで掘り下げると、数字や肩書きでなくても叶えられる希望が多いことに気づきました。
私が最終的に残したのは、次の3つです。
- 話し合いから逃げないこと
- お互いの仕事や生活を尊重できること
- 一緒にいるときに無理をしすぎないこと
年収は、検索段階で相手を外すための条件から外しました。その代わり、実際に会った中で、仕事への向き合い方や金銭感覚を少しずつ見ることにしました。
これは「お金はどうでもいい」と考えたわけではありません。年収という一つの数字だけで、将来の安心まで判断しないと決めたんです。
年収条件を手放したら婚活で変わったこと
年収の条件を手放して最初に変わったのは、マッチする人数よりも、プロフィールを見る視点でした。
以前は年収や勤務先を確認し、条件から外れていればそこで終了。それが、仕事内容への向き合い方や休日の過ごし方、文章から伝わる人柄まで読むようになりました。
実際に会ったときも、「条件を満たしているか」を採点するより、「この人と話し合えるか」を見るようになりました。
私が感じた変化は、主に次の4つです。
- 会う前に相手を落とすことが減った
- デート中の減点探しが少なくなった
- 年収以外の金銭感覚を確認できるようになった
- 自分がどんな生活を望んでいるか言葉にできた
特に大きかったのは、減点方式から少し離れられたことです。
以前の私は、希望条件と違う部分を見つけるたびに「この人ではないかも」と考えていました。でも、条件を3つに絞ってからは、違いがあっても話し合える相手なのかを考えられるようになりました。
もちろん、条件を広げたからといって、会う人すべてと相性がよくなったわけではありません。違和感のある相手もいましたし、お断りしたこともあります。
初デートでいきなり手をつながれそうになったときは、年収や職業に関係なく「私はこの距離の詰め方が苦手です」と感じました。その経験から、数字の条件を緩めても、自分の違和感まで飲み込む必要はないと学びました。
でも、無理して笑う必要はなかった。
条件を手放すことと、自分を雑に扱う人まで受け入れることは別です。
条件を手放すことは妥協とは違う
婚活条件を見直そうとすると、「理想を下げたら後悔するのでは」と不安になりますよね。私も、年収条件を外した直後は、妥協しているような気持ちになりました。
けれど今振り返ると、私がしたのは理想を下げることではなく、理想を具体的にすることでした。
「年収が高い人」から「収入と支出について冷静に話せる人」へ。「土日休みの人」から「予定を調整して一緒の時間をつくれる人」へ。表面的な条件を、その奥にある希望へ置き換えた感覚です。
条件を見直すなら、次のチェックリストを使ってみてください。
- その条件が必要な理由を説明できるか
- 数字や肩書き以外の方法でも希望を満たせないか
- 過去の不安を避けるためだけの条件になっていないか
- 実際に会ったとき確認できる内容ではないか
- 自分も相手に同じものを求められたら納得できるか
- 条件を外しても、尊重されない違和感は残せているか
全部を一度に変えなくても大丈夫です。私はまず、検索条件の幅を少し広げるところから始めました。
たとえば年収条件を完全に消すのが怖ければ、希望額を一段階広げて、プロフィールや会話を見る時間を増やす方法もあります。1か月だけ試して、会った後の気持ちをメモするのもおすすめです。
大切なのは、「条件に合うか」だけでなく、次のような具体的な場面を想像することだと思います。
- 疲れている日に安心して話せるか
- 意見が違ったときに対話できそうか
- お金の使い方を責めずに相談できるか
- お互いの仕事を尊重できそうか
- 一緒にいる自分を好きでいられるか
プロフィールの数字は入り口として便利です。ただ、結婚生活の居心地まで数字だけで教えてくれるわけではありません。
まとめ|婚活の条件は安心の中身から考えてみる
私が婚活で年収の条件を手放した体験談を振り返ると、変わったのは出会いの範囲だけではありませんでした。
一番変わったのは、「私は結婚相手に何を求めているのか」を自分の言葉で考えられるようになったことです。
年収を気にすること自体が悪いわけではありません。生活に関わる大切な情報ですし、譲れない事情がある人もいると思います。
ただ、その数字が何のために必要なのかを一度考えると、見えてくる相手が変わることがあります。私の場合は、年収そのものより、仕事への誠実さと、将来のお金を一緒に考えられる姿勢が大切でした。
今日できる一歩は、相手に求める条件を全部書き出し、それぞれの横に「なぜ?」を一つだけ書くことです。捨てるかどうかは、その後で決めれば大丈夫です。
婚活に疲れているときほど、焦って条件を増やしたり、反対に全部を諦めたりしやすくなります。そんなときは、あなたが安心して暮らすために本当に必要なものを、3つだけ探してみてください。
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アプリ3つ・結婚相談所2社・パーティー10回。婚活4年で出会った夫といま結婚生活2年目。 「もう疲れた」「次どこ行けばいい?」と迷う30代女性の道しるべになりたくて書いてます。
— みお
Mio's note
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