アプリ3つ・結婚相談所2社・パーティー10回を試した実体験で書いています。
婚活条件を10個から3個に見直した体験談。手放して見えたこと
「普通の人でいいんです」と言いながら、頭の中には細かい希望条件が10個以上ある。以前の私がまさにそうでした。
年齢、年収、学歴、身長、住んでいる場所、休日、仕事への理解、会話のテンポ、見た目、家族との距離感……。ひとつひとつには理由があるし、どれも大事に見えるんですよね。
でも婚活4年目の頃、紹介やアプリのプロフィールを見るたびに減点ばかりしている自分に気づきました。会う前から「違うかも」で閉じてしまう。会えても、条件表と照らし合わせてばかりで、目の前の人をちゃんと見られていなかったと思います。
この記事では、私が婚活条件を10個以上から3個に見直した時の話と、手放して初めてわかったことを書きます。条件を下げよう、という話ではありません。自分にとって本当に必要なものを残すための見直しです。
当時の私が持っていた「普通の人」の条件
最初は、自分でも条件が多いとは思っていませんでした。むしろ「これくらいは普通では?」と感じていたんです。
私の条件を並べると、だいたいこんな感じでした。
- 自分と近い年齢
- 一定以上の年収
- 大卒
- 身長は自分より高い
- 都内か近郊に住んでいる
- 土日どちらかは休める
- 清潔感がある
- 会話が途切れにくい
- 金銭感覚が近い
- 子どもについて前向き
- 仕事を続けることに理解がある
- 親との距離感が近すぎない
今見ても、非常識な希望ばかりではないと思います。ただ、問題は全部を同じ重さで持っていたことでした。
身長が少し希望と違うことと、金銭感覚がまったく合わないこと。本当は結婚生活への影響が全然違うのに、当時の私はどちらも「条件外」として同じ箱に入れていました。
正直に言うと、甘かった。
「条件を満たす人を探せば、自然に相性のいい人に会える」と思っていたんです。でも、条件は相手を知る入口にはなっても、安心して暮らせるかどうかまでは教えてくれませんでした。
条件が増えた理由は、理想より不安だった
条件を増やしていた理由を掘ると、理想が高かったというより不安が大きかったんだと思います。
たとえば年収へのこだわりも、贅沢がしたいわけではありませんでした。「将来、仕事や出産で働き方が変わったらどうしよう」という不安。住む場所へのこだわりも、「今の生活が大きく変わるのが怖い」という気持ちがありました。
婚活では、将来が見えないからこそ、条件で安心を作りたくなることがあります。私も数字や比較が好きなタイプなので、プロフィールを見ながら無意識に判断材料を増やしていました。
でも、不安を減らすために条件を足していくほど、誰にも会えなくなっていくんですよね。条件を守れている間は安心でも、婚活が進まなければ別の焦りが生まれます。
その時の私、完全に焦ってました。
カウンセラーに言われた「譲れない条件は3つ」
結婚相談所で活動を始めた頃、カウンセラーさんに言われた言葉が転機でした。
「相手を探す前に、譲れない条件を3つに絞りましょう」
最初は正直、無理だと思いました。3つだけでは判断材料が足りない気がしたし、残りを手放すことは妥協のようにも感じました。
そこで私は、条件を次の3つに分けて書き出しました。
| 分け方 | 意味 | 例 | | --- | --- | --- | | 絶対に譲れない | ないと結婚生活で苦しくなりそうなこと | 金銭感覚、対話の姿勢 | | できれば欲しい | あればうれしいが、他で補えること | 休日、住む場所 | | 今の不安から生まれた | 過去の経験や周囲の目に引っ張られたこと | 学歴、肩書き、身長 |
この作業で大事だったのは、「条件を消す」ことではなく、なぜ必要なのかを一つずつ言葉にすることでした。
たとえば私は以前、お金の話ばかりする男性と会ったことがあります。貯金や投資の話自体が悪いわけではないのに、初対面から損得で人を見られているように感じて、会話のあとにどっと疲れました。
そこで残したのは「年収がいくら以上」ではなく、「金銭感覚を落ち着いて話し合えること」でした。条件確認と品定めは違う。あの経験から、私はそう感じています。
私が最終的に残した3つの条件
悩んだ末、私が残したのは次の3つでした。
- 話し合いから逃げず、意見が違っても相手を否定しないこと
- お金と仕事について、現実的に協力して考えられること
- 一緒にいる時に無理して笑わなくていいこと
一つ目は、結婚後にいちばん効いてくると感じた条件です。デート中は優しくても、少し意見が違った時に黙る、急に不機嫌になる、こちらを言い負かそうとする。こういう小さな違和感は、見逃さないようにしました。
二つ目は、収入の額そのものよりも、生活を一緒に作る姿勢です。転職や体調不良、家族の事情など、長い結婚生活では予定通りにいかないこともありますよね。そんな時に責めるのではなく、「どうしようか」と一緒に考えられる相手がいいと思いました。
三つ目は少し感覚的ですが、私には必要でした。仕事終わりに予定を詰め込みすぎて、デート中に笑えなくなったことがあります。その時、「会うこと」自体が目的になっていて、私は疲れたまま相手に合わせていました。
でも、無理して笑う必要はなかった。
沈黙があっても苦しくない、疲れている時に疲れていると言える。そんな関係のほうが、条件表のきれいさよりずっと大事でした。
手放した条件は、本当に妥協だったのか
条件を見直す時に怖かったのは、「自分が望んでいた人生を諦めることになるのでは」という気持ちでした。
ただ、手放したのは希望そのものではなく、希望を叶えるための方法を一つに決めつけることだったんですよね。
たとえば、私は以前「土日休み」が必須だと思っていました。でも見直してみると、本当に欲しかったのは毎週同じ曜日に休めることではなく、二人の時間を大事にする意思でした。平日休みでも予定を調整してくれる人なら、私にとっては十分に安心できる場合があります。
住む場所も同じでした。都心に近いことを条件にしていましたが、通勤時間や親との距離、家賃、仕事の柔軟さまで含めて考えると、住所だけで決める必要はありませんでした。
見直したあとも、「合わない」と感じた相手に無理に会い続けたわけではありません。大事なのは、会う前に細かな条件だけで閉じる回数が減ったことです。
条件を3つに絞るためのチェックリスト
もし今、条件が多くて苦しくなっているなら、紙やメモに全部書き出してみてください。そのうえで、次の質問を当ててみるのがおすすめです。
- その条件がないと、結婚生活でどんな場面が苦しくなりそう?
- その不安は、相手の属性ではなく話し合いで確かめられる?
- 過去の嫌な経験を避けるためだけの条件になっていない?
- 周りにどう見られるかを気にして入れていない?
- ほかの魅力があっても、一つ欠けたら会わないほど大事?
答えに詰まる条件は、「できれば欲しい」に移してもいいかもしれません。
逆に、理由を考えた時に何度も同じところへ戻る条件は、あなたにとって大事な軸だと思います。私の場合は、対話と金銭感覚、そして安心して素を出せることでした。
条件を減らしても、違和感まで減らさなくていい
ここは誤解してほしくないところです。条件を見直すことは、嫌なことを我慢する練習ではありません。
初デートで急に距離を詰められて違和感を覚えた時、以前の私は「考えすぎかな」と飲み込もうとしました。でも、自分の気持ちを後回しにして会い続けても、安心できる関係にはなりませんでした。
条件を3つにした後は、プロフィール上の細かな項目には前より寛容になれました。でも、会った時の違和感にはむしろ丁寧になりました。
数字や肩書きは合っていても、こちらの話を聞かない。約束を軽く扱う。境界線を尊重しない。そういう部分は「条件が少ないから仕方ない」と流さなくていいです。
条件を減らすのは、相手を見る目を甘くするためではなく、本当に見たいところに集中するためだと私は思います。
まとめ:今日できるのは、条件を一つだけ理由付きで書くこと
婚活条件を10個から3個にする作業は、すぐにはできませんでした。私も何度も書き直しましたし、「これは譲れない」と思っていたものが、実は不安から来ていたと気づくのは少し怖かったです。
でも、条件を整理したことで、婚活が急に楽勝になったわけではなくても、会う人との時間を前より落ち着いて受け取れるようになりました。比較に追われるより、「この人と話し合えそうかな」と考えられるようになったのは大きかったです。
今日すべてを3つに絞らなくても大丈夫です。まずは今ある条件を一つ選んで、「私はなぜこれが必要なんだろう」と書いてみてください。そこから、本当に守りたいものが少しずつ見えてくると思います。
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アプリ3つ・結婚相談所2社・パーティー10回。婚活4年で出会った夫といま結婚生活2年目。 「もう疲れた」「次どこ行けばいい?」と迷う30代女性の道しるべになりたくて書いてます。
— みお
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