アプリ3つ・結婚相談所2社・パーティー10回を試した実体験で書いています。
婚活初デートの違和感、飲み込まなくていい。私が帰り道に泣いた日の話
婚活の初デートで、「悪い人ではないんだけど、なんかしんどい」と感じたことありませんか。
私はあります。
しかもその時の私は、「せっかく会ってくれたんだから」「条件は悪くないんだから」「私が気にしすぎなのかも」と、自分の違和感を全部なかったことにしようとしていました。
正直に言うと、甘かった。
この記事では、私が婚活初デートの帰り道に泣いた日の話と、そこから学んだ「違和感を飲み込まなくていい理由」を書きます。誰かを責めたいわけではなく、あの時の私みたいに無理して笑っている人に、少しでも届いたらいいなと思っています。
初デート前の私は「ちゃんとしなきゃ」でいっぱいだった
その人とは、婚活アプリで知り合いました。
プロフィールは丁寧で、仕事も安定していて、メッセージも変に馴れ馴れしくない。写真も清潔感があって、条件だけ見れば「一度会ってみてもいいかも」と思える相手でした。
当時の私は、28歳で婚活を始めてから何人かと会って、うまくいかないことにも慣れ始めていた時期です。
でも、慣れたと言っても平気だったわけではありません。
毎回、会う前は少し緊張するし、服も迷うし、「今日こそいい人だったらいいな」と期待もしていました。婚活って、期待しすぎると疲れるのに、期待しないと動けないんですよね。
その日も私は、仕事終わりに急いでメイクを直して、駅近くのカフェに向かいました。
本当は少し疲れていました。でも予定をずらすのも申し訳ない気がして、「大丈夫、1時間くらいなら」と自分に言い聞かせていました。
その時点で、もう少し自分の疲れを見てあげてもよかったなと思います。
最初の違和感は、会って10分で来た
待ち合わせ場所に着くと、相手はすでにいました。
挨拶は普通。見た目も写真と大きく違うわけではありません。ここまでは何も問題ありませんでした。
でも、カフェに入って席に着いたあと、すぐに小さな違和感がありました。
私が話している途中で、何度も話をかぶせてくるんです。
「営業企画だったんですね」と聞かれたので、私が仕事内容を少し話そうとすると、「僕も数字見るの得意で」と自分の話に切り替わる。
休日の過ごし方を聞かれて、「友達とごはんに行くことが多いです」と答えると、「女性ってそういうの好きですよね」とまとめられる。
たぶん、相手に悪気はなかったと思います。
でも私は、だんだん自分が会話に参加しているというより、相手の話を聞く係になっているような感覚になりました。
これ、けっこう刺さりました。
婚活では「会話が盛り上がるか」が大事と言われるけれど、盛り上がっているように見えても、片方だけが気持ちよく話している場合もあります。あの日の私は、それをうまく言葉にできませんでした。
「気にしすぎかな」と思った瞬間ほど、大事にした方がいい
その後も、違和感は少しずつ増えていきました。
たとえば、私が飲み物を選んでいるときに「女性って甘いの好きですよね」と決めつけられたり、仕事の話になったときに「結婚したら仕事はセーブしたいタイプですか?」とかなり早い段階で聞かれたり。
質問自体が全部ダメというわけではありません。
結婚を考える婚活なら、仕事観や生活観の話はいつか必要です。私もそこは大事だと思っています。
でも、初対面の距離感で、こちらの答えを待つ前に「たぶんこういう人だよね」と型にはめられる感じが、少しずつ苦しくなりました。
それでも私は笑っていました。
「初デートで空気を悪くしたくない」 「私が細かいだけかもしれない」 「条件は悪くないんだから、もう少し見た方がいいかも」
そんなことを考えていました。
でも今なら思います。
気にしすぎかな、と思った瞬間ほど、一回ちゃんと立ち止まった方がいいです。
違和感は、まだ言語化できていない自分の本音かもしれないから。
決定的だったのは、帰り際に手を繋がれそうになったこと
カフェを出たあと、駅まで少し歩きました。
その時、相手が急に距離を詰めてきて、自然な流れのように手を繋ごうとしてきました。
私は反射的に手を引きました。
相手は「あ、ごめんごめん」と軽く笑っていました。怒ったわけでもなく、強引に続けようとしたわけでもありません。
でも私は、その瞬間に一気に心が冷えました。
まだ会って1回目で、私は楽しいとも安心するとも言っていない。むしろ少し疲れていた。なのに、相手の中では「これくらい大丈夫」と進んでいたんだと思うと、すごく置いていかれた気持ちになりました。
もちろん、初デートで手を繋ぐこと自体が全員にとってNGだとは思いません。お互いに自然で、同じ温度感ならいい場合もあると思います。
でも、少なくとも私は嫌でした。
そして大事なのは、嫌だと感じた私の感覚を、私自身がちゃんと認めることでした。
その時の私、完全に焦ってました。
「ここで嫌な顔をしたら面倒な女だと思われるかな」と、まだ相手からどう見られるかを気にしていたからです。
帰り道に泣いた理由は、相手より自分に疲れたから
駅で別れて、電車に乗って、私はなぜか涙が出てきました。
相手にひどいことを言われたわけではありません。大きなトラブルがあったわけでもありません。
でも、すごく疲れていました。
今振り返ると、泣いた理由は相手そのものより、自分の違和感をずっと押し込めていたことへの疲れだったと思います。
「嫌だな」と思った。
「この人とは合わないかも」と感じた。
「早く帰りたい」と思った。
でも、そのたびに私は自分に「そんなこと思っちゃダメ」と言っていました。
婚活をしていると、どうしても「選ばれる側」の気持ちが強くなる瞬間があります。相手に失礼がないように、いい人に見えるように、次につながるように。
でも、自分も選んでいいんですよね。
頭ではわかっていたのに、当時の私はそれが全然できていませんでした。
でも、無理して笑う必要はなかった。
あの日の帰り道に泣いたことで、私はやっとそれを少しだけ理解しました。
婚活初デートで見逃さない方がいい違和感
この体験のあと、私は初デートで感じる違和感を、前より丁寧に見るようになりました。
たとえば、こんなサインです。
- 話している途中で何度も遮られる
- こちらの答えを聞く前に決めつけられる
- 初対面なのに距離感が近すぎる
- 断った時に軽く扱われる
- 店員さんへの態度が雑
- こちらが疲れているのに気づこうとしない
- 会話のあとに、なぜか自分だけぐったりする
もちろん、1つ当てはまっただけで即アウトと決めつける必要はないと思います。
緊張して空回りしている人もいるし、初対面が得意ではない人もいます。私だって、いつも完璧に振る舞えていたわけではありません。
ただ、「なんか嫌だった」を毎回なかったことにすると、あとから苦しくなります。
私は、違和感を点数化するような見方はしませんでした。その代わり、帰宅後にこの3つだけメモするようにしました。
- 一緒にいて安心できたか
- また会う自分を想像して、少しでも楽しみか
- 嫌だったことを相手に伝えられそうか
この3つが全部苦しいなら、条件がよくても私は無理しないことにしました。
「いい人そう」だけで進めると、自分の本音が置いていかれる
婚活で難しいのは、相手が明らかに悪い人ではない時です。
暴言を吐かれたとか、約束を破られたとか、わかりやすい問題があれば距離を置きやすい。でも「いい人そうだけど、なんかしんどい」は、自分でも判断に迷います。
私も何度も迷いました。
「年収も仕事も安定してるし」 「結婚願望もあるみたいだし」 「友達に話したら、もう一回会ってみたらって言われそう」
そんなふうに、条件で自分を説得しようとしていました。
でも結婚って、条件表と暮らすわけではないんですよね。
朝起きた時、疲れて帰った時、意見が合わなかった時、隣にいるのはプロフィールのスペックではなく、その人自身です。
条件確認は大事です。私も数字や比較は好きなので、そこを軽く見た方がいいとは思いません。
でも、条件と同じくらい「この人の前で自分がすり減らないか」も見ていいと思います。
むしろアラサー婚活では、そこを雑にしない方が長く続けやすいと感じました。
違和感を飲み込まないために、私が決めたこと
あの日のあと、私は初デートの自分ルールをいくつか作りました。
まず、初回は長くしすぎないこと。
ランチかお茶で、だいたい1時間から1時間半くらい。盛り上がったら次にまた会えばいいし、疲れているのに無理して長居する必要はないと決めました。
次に、帰りたいと思ったら帰る理由を用意しておくこと。
「明日早いので、今日はこのあたりで」と言えるだけで、気持ちがかなり楽になります。嘘を重ねるというより、自分を守る出口を持っておく感覚です。
そして一番大事にしたのは、帰宅後すぐに次の約束を決めないこと。
デート直後って、相手のテンションに引っ張られやすいです。私もその場で「また行きましょう」と言ってしまって、あとから憂うつになったことがありました。
だから、返事は一晩置いてから。
たったそれだけでも、自分の本音が戻ってきやすくなりました。
婚活は、相手に選ばれるための面接ではないです。
自分が安心していられる相手かを見てもいい場所です。
まとめ:違和感は、わがままじゃなくて自分を守るサインかもしれない
婚活初デートで違和感を覚えると、「私が厳しすぎるのかな」と不安になることがあります。
わかる。私もそうでした。
でも、違和感を全部飲み込んでまで次に進まなくていいと思います。相手に失礼なく向き合うことと、自分の本音を消すことは別です。
初デートで大事なのは、完璧な相手を見つけることではなく、「また会いたいと思える自分がいるか」を見ることかもしれません。
もし帰り道に疲れ切っているなら、まずはその感覚を否定しないであげてください。
今日は次の予定を入れる前に、「私は本当はどう感じた?」とメモするだけでも十分です。
あなたの違和感は、面倒なわがままではなく、これからの自分を守るための大事なサインかもしれません。
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アプリ3つ・結婚相談所2社・パーティー10回。婚活4年で出会った夫といま結婚生活2年目。 「もう疲れた」「次どこ行けばいい?」と迷う30代女性の道しるべになりたくて書いてます。
— みお
Mio's note
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