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マッチングアプリで初めて会った日。緊張で失敗した私の体験談
マッチングアプリで知り合った人と、初めて実際に会う。
楽しみなはずなのに、日程が近づくほど「写真と違うと思われたらどうしよう」「会話が止まったら気まずい」「変な人だったら怖い」と、不安ばかり増えていませんか?
私も28歳でアプリ婚活を始めたとき、初めて会う日の前夜はほとんど眠れませんでした。服を何度も着替え、待ち合わせ場所を繰り返し確認し、当日は緊張しすぎて自分らしく話せないまま終了。
正直に言うと、かなり空回りしました。
この記事では、そんな私の初対面の体験談を振り返りながら、30代女性がマッチングアプリで初めて会うときに準備しておきたいことや、緊張しても忘れたくない相手の見方をお話しします。
会う約束が決まった瞬間から、不安が止まらなかった
その男性とは、アプリで1週間ほどメッセージをしていました。
プロフィールには穏やかそうな笑顔の写真があり、文章も丁寧。返信の頻度も私と同じくらいで、やり取りをしている間は「話しやすそうな人かも」と感じていました。
ところが、会う約束が決まった途端に気持ちが変わりました。
「何を着ていけばいい?」
「写真より太って見えたらどうしよう」
「沈黙になったときの話題を考えておかないと」
相手に会う準備というより、採用面接を受けるような気分になっていたんです。
当時の私は、初対面で相手を見極めることよりも、相手から気に入ってもらうことばかり考えていました。スマホのメモには、仕事、趣味、休日の過ごし方、好きな食べ物など、質問候補をびっしり書いていました。
その時の私、完全に焦ってました。
今なら、メッセージで感じがよかったとしても、会ったときの相性はまだわからないと思えます。でも当時は、会う前から失敗できない大事な一戦のように捉えていました。
待ち合わせの10分前、帰りたくなった
待ち合わせは、休日の昼間。人通りの多い駅にあるカフェの前でした。
安全面を考えて昼間の人が多い場所を選んだ点は、今振り返ってもよかったと思います。ところが私は、遅刻が怖くて30分前に到着しました。
時間がありすぎると、余計なことを考えます。
近くのお店の鏡で髪を確認し、リップを塗り直し、プロフィール写真をもう一度見て、相手からのメッセージを読み返す。それでも落ち着かず、待ち合わせの10分前には「体調が悪いことにして帰ろうかな」と本気で考えていました。
そんなとき、「着きました」とメッセージが届きました。
顔を上げると、写真の印象より少し静かそうな男性が立っていました。相手も緊張していたのか、最初の挨拶はお互いにぎこちなく、同時に頭を下げてしまいました。
でも、その瞬間に少しだけ安心したんです。
緊張しているのは、私だけとは限らない。
初対面で完璧に振る舞えないのは、相手も同じです。この当たり前のことに、私は会うまで気づけませんでした。
会話を準備しすぎて、逆に面接のようになった
カフェに入ると、私はスマホに用意した質問を頭の中で順番に読み上げていました。
「お仕事は忙しいですか?」
「休日は何をしていますか?」
「旅行は好きですか?」
相手が答えるたびに、私は次の質問へ進みます。一見すると会話は続いています。でも、相手の答えを受けて話を広げる余裕がありませんでした。
たとえば、相手が「最近は料理をしています」と話してくれたのに、私は「そうなんですね」とだけ返して、すぐ旅行の話へ移ってしまいました。本当なら、何を作るのか、始めたきっかけは何かと聞けば、もっと自然に会話が広がったはずです。
途中で相手から「面接みたいですね」と笑われ、私は一気に恥ずかしくなりました。
これ、けっこう刺さりました。
沈黙を作らないことに必死で、目の前の人の話を聞けていなかったんです。
さらに私は、よく見られたい気持ちから、普段より明るく振る舞おうとしていました。相手の話に大きくうなずき、そこまで面白くなくても笑う。帰る頃には、初対面の緊張よりも、無理に作った自分を保つことに疲れていました。
でも、無理して笑う必要はなかった。
会話が少し途切れても、それだけで失敗ではありません。飲み物を一口飲んだり、店内の話をしたりしながら間を取っても大丈夫です。自然な沈黙まで埋めようとすると、かえってお互いの空気が見えにくくなると学びました。
初デートで手を繋がれそうになり、違和感を飲み込んだ
カフェを出たあと、相手から「少し歩きませんか」と誘われました。
会話がうまくできなかった罪悪感もあり、私は断れませんでした。少しでも挽回したいという気持ちがあったのだと思います。
駅へ向かって歩いている途中、相手が急に距離を詰め、私の手に触れようとしました。私は驚いて反射的に手を引きましたが、「私が婚活に慣れていないだけかな」「ここで嫌な顔をしたら感じが悪いかな」と考え、笑ってごまかしてしまいました。
本当は、はっきり嫌でした。
初対面でどこまで距離を縮めるかは、人によって感覚が違います。相手に悪気がなかった可能性もあります。それでも、自分が不快だと感じた事実まで打ち消す必要はありませんでした。
この経験から、私は違和感を飲み込まないと決めました。
「まだ緊張しているので、ゆっくり仲良くなりたいです」
「今日はここで帰りますね」
こんな短い言葉でも、自分の意思は伝えられます。相手の機嫌を損ねないことより、自分が安心して帰れることのほうが大切です。
帰宅後、返信の速さだけで脈あり判定をしてしまった
解散したあと、私はすぐにお礼のメッセージを送りました。
ところが、1時間たっても返信がありません。帰宅中かもしれないし、別の用事があるかもしれない。それなのに私は、「会話がつまらなかったんだ」「写真と違うと思われたんだ」と、悪い理由ばかり想像していました。
夜になって丁寧な返信が届いたときは安心しましたが、今度は文章の最後に次の誘いがないことが気になりました。
私は相手をどう感じたのかより、相手が私をどう評価したのかばかり考えていたんです。
翌日、友達に一部始終を話すと、「みおは、その人にまた会いたいの?」と聞かれました。
その質問に、すぐ答えられませんでした。
手を繋がれそうになったことには違和感があった。会話も心から楽しかったわけではない。それでも私は、相手から選ばれなかったと思うのが怖くて、脈があるかどうかに執着していました。
マッチングアプリで初めて会ったあとは、返信速度や文章の長さを分析する前に、自分へ次の3つを聞いてみてほしいです。
- 一緒にいる間、無理をしすぎていなかったか
- 嫌だと感じる言動はなかったか
- もう一度、短時間でも話してみたいと思えるか
全部に迷うなら、すぐ結論を出さなくても大丈夫です。ただ、相手の反応だけを基準にすると、自分の本音を見失いやすくなります。
30代女性が初めて会う前に準備しておきたいこと
その後もアプリ婚活を続け、私は何人もの男性と会いました。初回のような大失敗は減りましたが、緊張が完全になくなったわけではありません。
それでも、次の準備をするようになってからは、かなり気持ちが楽になりました。
初回は昼間に、1時間程度の予定を組む
最初から長時間の食事や遠出を予定すると、相性が合わなかったときにも帰りづらくなります。私は昼間のカフェで、まずは1時間ほど話す形が合っていました。
楽しかったら、次回につなげればいい。初回で全部を知ろうとしなくても大丈夫です。
人通りの多い場所で会う
初対面では、駅近のカフェなど、周囲に人がいる場所を選んでいました。自宅や車、個室など、すぐに離れにくい場所は避けたほうが安心です。
友達に待ち合わせ場所と終了予定時刻を伝えておくのも、私は続けていました。
質問は3つだけ用意する
質問を大量に準備すると、私のように面接になりやすいです。
私は「休日の過ごし方」「最近楽しかったこと」「どんな関係を築きたいか」など、聞きたいことを3つ程度に絞りました。あとは相手の答えから、気になった部分を自然に聞くようにしました。
帰る時間を先に決めておく
「今日は16時頃までなら大丈夫です」と最初に伝えておくと、切り上げやすくなります。相手が嫌だから帰るのではなく、もともとの予定として区切れるので、私には使いやすい方法でした。
自分の違和感を採点しない
「これくらい気にしすぎかな」と、自分の感覚を減点する癖が私にはありました。
でも、違和感は相手を悪者にするための証拠ではありません。自分が安心して関係を続けられるか考えるための情報です。小さな引っかかりでも、いったん覚えておく。それだけで十分だと思います。
初対面の目的は、好かれることだけではない
マッチングアプリで初めて会う日は、緊張して当然です。写真やメッセージでしか知らなかった人と、現実で向き合うのですから、うまく話せない瞬間があっても不思議ではありません。
私の最初のデートは、会話が面接のようになり、無理に笑い、嫌だったことまでごまかして終わりました。当時は失敗したと思いましたが、振り返ると大切なことをいくつも教えてくれた体験でした。
初対面の目的は、相手に合格をもらうことではありません。
自分が安心して話せる人か、もう一度会いたいと思える人かを、お互いに確かめる時間です。
もし会う前から不安でいっぱいなら、今日は待ち合わせ場所と帰る時間だけ決めてみてください。完璧な服や会話を用意するより、自分が落ち着いて帰れる準備のほうが役に立つことがあります。
緊張して言葉に詰まっても、それだけであなたの魅力がなくなるわけではありません。まずは短い時間、目の前の相手と話してみる。その一歩で十分です。
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アプリ3つ・結婚相談所2社・パーティー10回。婚活4年で出会った夫といま結婚生活2年目。 「もう疲れた」「次どこ行けばいい?」と迷う30代女性の道しるべになりたくて書いてます。
— みお
Mio's note
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