アプリ3つ・結婚相談所2社・パーティー10回を試した実体験で書いています。
同時進行に罪悪感があった私へ。婚活のルールと割り切りの体験談
婚活で複数の人と同時に連絡を取ったり、同じ時期に何人かとデートしたりすると、「こんなことをして相手に失礼じゃないかな」と罪悪感が出てきませんか。
私はかなり気にするタイプでした。
一人と初デートの約束をしただけで、ほかの人に返信する手が止まる。でも、その一人とうまくいかなかったら、また最初からやり直し。そんな進め方を繰り返して、時間だけが過ぎていきました。
正直に言うと、婚活を恋愛と同じ感覚で考えすぎていたんです。
もちろん、何人もの気持ちを雑に扱っていいわけではありません。ただ、まだお互いを知っている途中なら、複数の人と話すこと自体が不誠実とは限らない。私は婚活4年の中で、ようやくそう考えられるようになりました。
この記事では、同時進行に罪悪感があった私の体験と、相手にも自分にも失礼になりにくい進め方をお話しします。
私が婚活の同時進行に罪悪感を持っていた理由
私がマッチングアプリを始めたのは28歳のときです。最初は「いいなと思う人が見つかったら、その人だけを見るもの」と考えていました。
まだ会ってもいない相手でも、メッセージが少し盛り上がると気持ちはすでに一対一。別の人から「いいね」が来ても、なんとなく浮気をしているような気分になっていたんです。
でも、アプリでは突然返信が来なくなることもあります。会う約束をしていたのに、日程を決める途中で連絡が途切れたこともありました。
そのたびに私は落ち込み、「また一から探さなきゃ」とアプリを開き直していました。一人ずつ順番に向き合う姿勢は丁寧に見えますが、私の場合は一人に期待を集中させすぎる原因にもなっていました。
LINEの返信が半日遅いだけで、「脈がないのかも」と勝手に不安になる。まだ一度しか会っていない人との未来を想像して、仕事中まで落ち着かなくなる。
その時の私、完全に焦ってました。
罪悪感の正体は、相手を大切にしたい気持ちだけではなかったと思います。「一人に決められない私は優柔不断なのでは」「選ぶ立場になっているみたいで嫌だ」という、自分への抵抗感も混ざっていました。
同時進行は「キープ」ではなく、お互いを知る期間だった
私の考え方が変わったのは、結婚相談所でも婚活を経験してからです。
相談所では、真剣交際に進む前の段階で複数の人と会うことが珍しくありませんでした。最初はやはり戸惑いましたが、実際に会ってみると、その意味が少しずつわかりました。
プロフィールを読んだだけでは、相性はほとんど判断できません。
文章では無口に見えた人が、会うと穏やかで話しやすいこともあります。反対に、メッセージでは気が合ったのに、会ってみると店員さんへの態度が気になったこともありました。
一人と会った瞬間に将来を決めるのではなく、何度か話しながら「この人といるときの私は自然かな」「嫌なことを嫌だと言えそうかな」と確かめていく。そのための期間だと考えると、同時進行への見え方が変わりました。
ただし、私の中では「同時進行」と「都合よくキープすること」は別です。
相手に興味がなくなっているのに、寂しさを埋めるためだけに連絡を続ける。断るのが面倒だから期待を持たせたままにする。これは私自身もされたらつらいので、しないようにしました。
同時進行は、誰かを順位表に並べることではありません。それぞれの相手と向き合いながら、自分との相性を確認する期間。私はそう捉えるのがいちばんしっくりきました。
私が決めた、相手に失礼にならないためのルール
罪悪感を完全になくそうとすると、かえって苦しくなります。そこで私は、「罪悪感があるか」ではなく「誠実に行動できているか」で考えることにしました。
私が決めていたルールは、次の5つです。
- 交際を一人に決める約束をするまでは、複数の人と会ってもいい
- 相手同士を比べる発言はしない
- 聞かれたときに、明らかな嘘をつかない
- 気持ちがないとわかったら、長く引っ張らない
- 一人との交際を深めると決めたら、ほかの人との関係を整理する
特に大事だったのは、相手の存在を比較材料として扱わないことです。
「ほかに会った人はもっとお店を調べてくれた」「別の人のほうが年収は高かった」と考え始めると、目の前の人を見られなくなります。条件を確認することと、品定めをすることは違う。私は、お金の話ばかりする男性と会ったときに、それを強く感じました。
また、「ほかにも会っている人はいる?」と聞かれた場合、人数や細かな状況まで説明する必要はないと思います。ただ、私は「まだお互いを知る段階なので、ほかの方ともお話ししています」と伝えるようにしていました。
相手の反応が怖くても、そこで嘘をつくと、その後ずっと苦しくなります。
なお、利用するサービスによって交際段階の名称やルールは異なります。特に結婚相談所では、真剣交際に進んだ後の同時進行を認めていない場合もあるため、自分が使っているサービスの規約や担当者の説明を確認しておくと安心です。
同時進行は多いほど効率的、ではなかった
同時進行を受け入れた私は、一時期「それなら会えるだけ会ったほうが効率的なのでは」と考えました。
でも、これは続きませんでした。
平日の仕事終わりにメッセージを返し、土日に別々の人と会う。誰がどんな仕事をしていて、前回どんな話をしたのか、頭の中で混ざってしまう。予定を詰め込みすぎた日のデートでは、疲れて笑えなくなりました。
でも、無理して笑う必要はなかった。
必要だったのは気合いではなく、予定を減らすことでした。
友達のA子もアプリを3つ掛け持ちし、たくさんの人とやり取りしていました。最初は出会いが増えたと喜んでいましたが、次第に返信が作業のようになり、一人ひとりへの文章が雑になってしまったそうです。
私も同じでした。同時進行の人数が増えるほど、効率が上がるとは限りません。むしろ、自分の気持ちを判断する余白がなくなります。
私は最終的に、実際に会う人は同じ時期に2〜3人までを目安にしました。これは全員に合う数字ではありません。仕事が忙しい人なら一人でも十分ですし、連絡が負担になりにくい人なら、もう少し対応できるかもしれません。
判断基準は人数よりも、次の状態になっていないかでした。
- 相手の話を覚えられない
- 返信が義務に感じる
- デート前から帰りたいと思う
- 誰に会っても比較ばかりしてしまう
- 仕事や睡眠に影響が出ている
一つでも続いているなら、人数を減らすか、新しいマッチングを一時的に止めるサインだと思います。
一人に絞るタイミングで、私は条件より感情を見た
同時進行でいちばん悩んだのは、「いつ一人に絞ればいいのか」でした。
私は以前、年収、学歴、身長、住む場所、休日、結婚時期などを並べて、一番条件がいい人を選ぼうとしていました。「普通の人でいい」と言いながら、数えたら条件が10個以上あったんです。
これ、けっこう刺さりました。
結婚相談所のカウンセラーから「相手を探す前に、譲れない条件を3つに絞りましょう」と言われ、私はようやく考え直しました。
私が最終的に重視したのは、条件表の点数よりも次のような感覚です。
- 嫌なことや不安を落ち着いて話せる
- 約束や言葉に大きな違和感がない
- 会った後にぐったりしすぎない
- 相手の前で必要以上によく見せようとしない
- 将来の話を急かされず、一緒に考えられる
私は初デートでいきなり手をつながれそうになったことがあります。その場では笑って流しかけましたが、心の中では明らかに嫌でした。
以前の私なら、「これくらい普通なのかな」「せっかく会えたんだから」と違和感を飲み込んでいたと思います。でも、その経験から、条件が良くても自分の境界線を尊重してくれない相手とは進まないと決めました。
一人に絞るのは、「この人が完璧だから」ではありません。もう少し深く知るために、この人との時間を優先したいと思えたとき。私はそのくらいの感覚でよかったのだと思います。
罪悪感が強くなったときに確認した3つのこと
頭では同時進行を理解していても、感情が追いつかない日はありました。そんなとき、私は次の3つを確認していました。
1. まだ一対一の約束をしていないか
好意を持つことと、交際の約束をすることは別です。
一度デートが楽しかっただけで、私は心の中ですぐ「この人に決めなきゃ」と思っていました。でも、お互いに一人に絞る話をしていない段階なら、まだ相手も私も選択の途中です。
自分だけが先回りして責任を背負っていないか、確認するようにしました。
2. 相手に期待を持たせすぎていないか
気持ちがないのに次の約束を曖昧に続けたり、断るつもりなのに恋人のような言葉を使ったりしているなら、見直したほうがいいと思います。
一方で、普通に会話を楽しみ、相手を知ろうとしているだけなら、必要以上に自分を責めなくてもいい。私はその線引きを意識しました。
3. 疲れから判断が雑になっていないか
同時進行への罪悪感だと思っていたものが、実は単なる婚活疲れだったこともあります。
私は3回目のデート前に不安が強くなり、「この人でいいのかな」「ほかの人を断って後悔しないかな」と混乱したことがありました。友達に話してみると、「今週、予定を入れすぎてない?」と言われたんです。
そこで一週間休んだら、少し冷静になれました。
休むことは逃げではなく、判断力を立て直す時間です。疲れているときに無理に結論を出さなくてもいいと、私は思います。
同時進行をやめるときも、丁寧さは短くていい
一人との関係を深めたいと思ったら、ほかの人にはなるべく早めに伝えるようにしました。
とはいえ、長い説明や細かな理由までは書きませんでした。理由を詳しく伝えるほど、相手を傷つけたり、比較されたように感じさせたりすることもあるからです。
たとえば私は、次のような形で伝えていました。
「お話しする時間をいただき、ありがとうございました。考えた結果、今回はこれ以上関係を進めるのが難しいと感じました。曖昧なまま続けるのは失礼だと思い、ご連絡しました」
相手との関係性によって言葉は変わりますが、大切なのは、必要以上に期待を持たせたまま消えないことだと思います。
もちろん、怖さを感じる相手や、こちらの意思を尊重してくれない相手には、安全を優先して距離を取ってください。すべての相手に丁寧な説明をすることより、自分を守ることのほうが大事な場面もあります。
まとめ|罪悪感より、誠実に進められているかを見よう
婚活の同時進行に罪悪感を持つのは、相手の気持ちを雑に扱いたくないからだと思います。その感覚自体を、無理になくす必要はありません。
ただ、まだお互いを知る段階で複数の人と話すことと、誰かを都合よくキープすることは別です。
私は、次のルールを持つことで少し楽になりました。
- 一人に絞る約束までは、複数の人と知り合ってもいい
- 比較する言葉を相手にぶつけない
- 気持ちがなくなったら引っ張らない
- 疲れて誠実に向き合えなくなったら人数を減らす
- 一人と進むと決めたら、ほかの関係を整理する
同時進行できないから婚活が下手、ということでもありません。一人ずつ向き合うほうが落ち着くなら、それも自分に合った進め方です。
今日できる一歩は、今やり取りしている人数を書き出して、「私は一人ひとりと無理なく話せているかな」と確認すること。多すぎると感じたら、新しい出会いを増やす前に、予定を一つ減らしてみてください。
罪悪感だけで自分を責めず、相手への誠実さと自分の余裕、その両方を守れる進め方を選んでいきましょう。
関連記事
最後まで読んでくれてありがとう。婚活は、立ち止まる日があっても大丈夫。
アプリ3つ・結婚相談所2社・パーティー10回。婚活4年で出会った夫といま結婚生活2年目。 「もう疲れた」「次どこ行けばいい?」と迷う30代女性の道しるべになりたくて書いてます。
— みお
Mio's note
もう一歩進めるなら
次に会う人を、少しだけ本気度で選び直す
30代の婚活では、恋活よりも結婚への温度感が近い相手を探せる場所を選ぶ方が遠回りしにくいです。
※ 当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。無理に登録せず、今の婚活状況に合うかだけ確認してみてください。
次にできること